巻きはしっとりとスムーズですが、軽量ジグヘッドの釣りだと不満が出る重さ…
PENNのリールは出荷時に硬いグリスをたっぷりと塗っているとの噂を見聞きしてたので、その辺りに改善の緒がありそうだと、メンテナンスにチャレンジしてみました。
分解手順
まずはハンドルとスプールを外す…
ここは写真や説明は割愛
サイドカバーを外す
側面のネジが3つとも思った以上に緩く締まっていました。
側面のネジには透明のワッシャーが使われてるので、紛失に注意しましょう。ワタクシはひとつ無くしました💧
メインシャフトを外す
写真の矢印で示したビスを外すと、メインシャフトが外れます。
メインギアとクロスワインドギア周辺を外す
クロスワインドギア周辺は矢印のネジを外さずとも外せますが、今回はグリース除去の邪魔になるので外しました。
クロスワインドギアを外したら右側ハンドル部分にあるベアリングを外せます。
ローターを外す
普通に時計と反対周りに外します。
ローターの裏側にあるワッシャーを無くさないように注意しましょう。
逆転切替レバー周辺
ベアリングリテーナーを外す
クラッチ周りを取り外し
分解出来ました
細かい所は手を付けなくても分解を進められるので、砂や海水が入った場合でも気軽にメンテナンス出来そうですね😁
ベアリングの脱脂
右側ハンドル部分のベアリング。内径8ミリ、外径12ミリ、厚さ3.5ミリ
左側ハンドル部分のベアリング。内径8ミリ、外径14ミリ、厚さ4ミリ
ワンウェイクラッチ関連のベアリング。内径7ミリ、外径13ミリ、厚さ4ミリ
ベアリングのグリスアップ
元のグリスが付いていたときよりはスムーズに回転します。
側面が黒いベアリングは爪楊枝でほじくってたら黒い部分が外れたので、グリスを直接付けました。
メインギアとクロスワインドギアも脱脂とグリスアップ
ピニオンギアの脱脂とグリスアップ
その他は動きに問題がないので、そのままです。
巻きの重さを確認
組み立て直して巻き具合を確認。
組んでみると巻きは軽くなりましたがしっとり感が無くなり、カサカサ感が発生してしまいました😥
カサカサ感を解消する為、別のグリスを試す
スプレー式より硬く、PENN純正より柔らかいグリースを求めて
スプレー式で柔らかすぎたようなので、それよりも硬めのグリースが必要です。シマノやダイワ辺りのをAmazonや楽天で探すと、在庫を持ってるところが限られているうえ、配達に10日前後も掛かってしまう😓
そこで釣具屋へ探しに行ったのですが、需要が少ないのか、在庫はスプレー式のみ😭
PENNのリールに使っているとのインプレを読み、LSベルハンマーグリース No.2を購入
巻きを軽くしたいのでもう少し柔らかいNo.0と迷ったのですが、柔らかいグリースでカサカサ感が出ている状況なので、硬めを選択。
ひと通り脱脂とLSベルハンマーグリース No.2 への塗り直しを済ませると、カサカサ感はほぼ解消され、しっとり感が復活!
でもスプレー式の時よりも巻きが少しだけ重めなので、塗る量を減らしてみると…
塗り方ひとつでこんなにも違うのか…💧
LS ベルハンマー No.2はPENN純正のグリースより柔らかく、しっとり感も維持出来るグリースのようです。
それにしてもワンウェイクラッチ周りまで簡単に分解出来るとは嬉しい誤算でした
まだ若干巻きが重たい気もしますが、早くアジングで釣果を上げたいです😃
ランキング挑戦中! クリックお願いしますm(_ _)m
0 件のコメント:
コメントを投稿