耐久性などはこれから確認していきます。
実釣記事&動画を公開しました
ガイド交換するのはシマノ フリーゲームS76L-4
フリーゲームS76L-4はしなやかで使い勝手が良く、出番も多いです。
高さのあるガイドを使って遠投性を上げ、傾斜したガイドを使って糸絡みを防ぎ、更に改善を図りたいと思います。
ガイドの調達
ガイド自体は、富士工業からPEラインを用いたアジングやメバリングをターゲットにしたセットが発売されています。
セットだと選ぶのが楽で良いですねぇ〜 でもこれは振出しロッド用ではないので、自力で遊動ガイド化します。
遊動Kガイド自作手順
前準備
元々のガイド向きをマーク
元から付いていた固定ガイドの向きを根拠に背面となる位置にマジックでマークします。
今後ロッドを伸ばす時はこのラインを揃えるようにします。
新しいガイドの位置を決める
富士工業が公開している参考スペックに沿って位置を決めてみました。
このスペックを私のロッドに当てはめてみるとロッドの継ぎ目をうまく避けられたので、この位置に決定し、位置をマークしました。
ロッドをバラす
作業しやすくする為、ガイドを外して、各ピースを竿尻から抜き出してロッドをバラします。
トップガイドをライターで炙ると接着剤が燃えてガイドが外れます。その他の固定ガイドを丁寧に外せば、残る遊動ガイドを外せます。
ガイドを外したら各ピースを竿尻から抜き出します。
参考モデルとフリーゲームの比較
参考モデルはガイド数が10個。対するフリーゲームは7個と少ない割に、竿の根元の方までガイドが設置されています。
穂先からの距離(cm) | 0 | 10 | 11 | 21 | 29 | 33 | 46 | 52 | 60 | 75 | 77 | 92 | 110 | 112 | 136.5 | 146 |
ガイド位置:参考モデル | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | ||||||
ガイド位置:フリーゲーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | |||||||||
重量(g):参考モデル | 0.16 | 0.07 | 0.07 | 0.07 | 0.07 | 0.07 | 0.12 | 0.30 | 0.76 | 2.30 | ||||||
重量(g):フリーゲーム | 0.25 | 0.26 | 0.27 | 0.53 | 0.74 | 1.33 | 1.76 |
ガイド制作
パテでパイプを作る
ロッドにワセリンを塗る
ロッドとパテがガッチリ固定されるのを避けるため、ロッドにワセリンを塗ります。
ワセリンは薬局やドラッグストアで買えます。
ロッドにパテを盛る
パテはタミヤのエポキシパテを用いました。
パテは白と水色の2種類を使用時に同量混ぜることで硬化がスタートします。
今回はそれぞれ5mm幅に切って混ぜました。この量で先端側のガイド5〜6個なら賄える量が有ります。
- パテとロッドとの間に隙間が出来ないよう巻き付ける
- 厚みが均一になるように均す
- 余分なパテを削り落とす
盛ったパテを整える
まずは十分に乾燥させます。 この段階でパイプがロッド上で回転出来ないと駄目です。 上の工程でパテを巻きつける時に意識してください。
ガイドの固定しやすさやライントラブル防止といった観点で、タミヤの模型用棒ヤスリセットを使ってパイプを整えました。
更に仕上がりを良くしたい場合はサンドペーパーも用いてください。
パイプにガイドを装着する
パテで作ったパイプにガイドを瞬間接着剤で固定したらスレッドを巻き、エポキシ接着剤でコーティングします。
巻くときに張り過ぎたりスレッドの密度が高すぎる場合にパイプがロッドに固定され遊動ガイドにならず、何度か巻きなおしする羽目になりました。
ロッドに組み込む
出来上がった遊動ガイドをロッドに組み込みます。
最後にトップガイドを2液性エポキシ接着剤で接着したらとりあえず完成です。
早速実釣してきました
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