SUPフィッシングをするのに何が必要か、参考までに書いてみます。
ご注意を
- 茅ヶ崎の海で遊ぶ際は最低限このルールを守るようにしましょう。
- ルールに記載がなくても周りの方々の迷惑になる行為は避けましょう。
- ルールは常に最新版を確認するようにしましょう。
- 他の地域にも同様のルールがあると思いますので、事前に最新版を確認してルールを逸脱しないようにしましょう。
- 海上保安庁 海の事故対策へのリンク
- 水産庁 遊漁・海面利用の基本的ルールへのリンク
小型船舶のルールもご参考まで
他の船舶などとすれ違うときの基本的なルールなどが分かりやすく書いてあるので、理解しておきましょう。SUPフィッシングに必要なもの一覧
- 必須装備
- SUP ←今回は割愛。。
- ライフジャケット
- フラッグとポール
- シーアンカー
- ウェットスーツ(夏以外は必須)
- ブーツ(晩秋から初夏にかけて必須)
- グローブ(晩秋から初夏にかけて必須)
- 帽子
- 任意装備
- スケール(園芸プランターの受け皿で作成。魚のヒレからSUPを守る)
- プライヤー
- ストリンガー
- 魚掴み
- カゴかクーラーボックス(ロッドホルダーなども必要になります)
- 偏光グラス
- 防風防寒ジャケット(派手な色で、冬にウェットスーツの上に着用)
- 撥水ジャケット(派手な色で、春から初夏にかけて着用)
- 冷感ロングTシャツ(派手な色で、初夏から晩秋にかけて着用)
- GPS魚群探知機一式(振動子マウントやバッテリーも必要)
- アンカー(鉄アレイ、凧揚げ用糸巻き、PEライン20号)
- 釣具
- ランディングネット
- ロッド
- リール
- ルアーや仕掛け類
最初に用意するのは安全装備です
釣り道具を優先したくなりますが、最初に揃えるのは安全装備です。
ライフジャケット
- 落水後、再度乗り込む時に邪魔にならない形状が望ましいです。
- 目立つ色の方が、他者から認識されやすくて良いと思います。
- 刃物など鋭利な道具がむき出しになっていると、インフレータブルSUPをパンクさせる恐れがあるので要注意です。
- 背中に「ハイドレーションパック」というストロー代わりのチューブが付いた飲料パックを収納できるライジャケもあります。2L程度の飲み物を入れられ、クーラーボックス内の荷物を減らせますし、飲みたい時にすぐに飲めるので便利です。
フラッグとポール
- SUPに座っていると波間に隠れて他の船に気付かれにくいので、常に高い位置に旗を掲げて、存在をアピールするべきです。
- 立ってる時間の方が長いなら、要らないかも。
- ワタクシは安物中華振り出し延べ竿をポールとして流用しています。
シーアンカー
- 風で流される勢いを緩和してくれますが、海流には逆らえないので過信は禁物です。
- SUPの向きが安定し、釣りをしやすくなります。
- Amazon等で買えますし、自作でもOK。
ウェットスーツ
- 湘南の場合、夏以外は落水すると外気で一気に冷えるので、ウェットスーツを着ることをお勧めします。
- 常に海に浸かっているわけではなく、パドルをすると暑いので、サーフィンよりも一段階軽装で良いと思います。
- ワタクシは冬に3mmのジャージフルスーツ+ブーツ+防寒防風ジャケットを着ています。
- 11月まではシーガル(半袖長ズボン)を着てます。
- 日焼けすると疲労度が増すので、肌の露出は最小限にした方が良いです。
ブーツ
- サーフィン用がおすすめです。
- 購入の際は実際に試着することをお勧めします。
グローブ
- 冬場はじっと釣りに集中すると冷えてしまうので、防寒用にグローブ着用をお勧めします。
- 漕いでいるときは寒くないんですけどね。
- 夏場でも手の保護に着用していますが、剣道の防具のような悪臭を放って困ります。
帽子
- 日差しから保護だけでなく、不意に外れたルアーから頭部を保護するため、着用をお勧めします。
- 防水性のある帽子なら雨の日でも快適です。
- キャップは耳が露出するので、耳の裏側に日焼け止めをたっぷりと塗ることを強くお勧めします。
続いてSUPフィッシング特有の釣り道具などです
スケール
- 魚のヒレがSUPに刺さってパンクしないよう、ホームセンターの園芸コーナーに売ってるプランターの受け皿を流用したトレーを準備することをお勧めします。
- トレーにスケールや好みのステッカーを貼りましょう。
- ナイフで締める際にも役に立つと思いますが、ワタクシは不慣れなのでナイフは使ってません。
プライヤー
- 魚からフックを外すときに用います。
- サビにくさや、落としたときのSUPに与えるダメージ、といった観点で選ぶと良いでしょう。
- 落下防止のコードを付けられるようになっているものを選ぶべきです。
ストリンガー
- 血抜きのために使用します。
- 場所や季節によってはサメが寄ってくる危険性があるので、使用の際は十分注意してください。
魚掴み
- フィッシュグリップとメゴチバサミ的なものの両方を備えるのがベスト。
- フィッシュグリップは、ルアーフィッシングのターゲット全般に有用なので、使いやすいものをお好みで。
- メゴチバサミ的なものは、ハオコゼやゴンズイなどの毒魚の処理や、タチウオやアジ、カマスなどを掴む際に重宝します。
カゴかクーラーボックス
- ロッドホルダーを付けたり釣具を収納したり、釣った魚を入れたりと、SUPフィッシングしやすくなります。
- かごやクーラボックスを活用すれば、身軽になって、SUP上の整理整頓もできます。
- 身につける道具を最小限にして身軽になると、落水時のトラブルが減ります。
- SUP上が散らかっているとトラブルを引き起こしたり、乗り込む際に邪魔になります。
- 中身を厳選して波打ち際までの移動を妨げないように工夫しましょう。
偏光グラス
- 日差しやルアーなどから目を保護するために着用することをお勧めします。
防風防寒ジャケット
- 冬場の防寒対策としてワークマンで購入しました。
- ウェットスーツの上から着用し、上にライジャケを着用します。
- 他者に存在をアピールするため、派手な色を選択しています。
- 落水時に泳ぐことを想定し、中綿は避けましょう。
- ウェットを着て漕ぐとすぐに暑くなるので、温度調節しやすいものをお勧めします。
撥水ジャケット
- 冬以外のウェット着用時や、海パン着用の季節でも肌寒いときのためにワークマンで購入しました。
- 着用したまま泳ぐことを想定して、サイズや素材を選びましょう。
- 他者に存在をアピールするため、派手な色を選択しています。
冷感ロングTシャツ
- 夏場に日焼け止めと、他者へ存在をアピールするため派手な色を選択して着用しています。
- 着用したまま泳ぐことを想定して、サイズや素材を選びましょう。
- 濡れたまま風にさらされると冷えるので、速乾性の素材がおすすめ。
GPS魚群探知機
- 魚群や水深はもちろんですが、GPS機能によってSUPの進行方向や速度を客観的に把握できる事も重要です。
- 流される向きや速度、向かい風の中で進む速度を知ることで、適切な対応ができます。
- 収集した情報をもとに地形図を作成してくれる機種もあります。ワタクシが使っている魚探もその一つです。駆け上がりなどが一目瞭然です。
アンカー
- シーアンカーと異なり、海底までおもりを沈めて固定するタイプのアンカーです。
- 鉄アレイ1kgをおもりにして、PE20号をロープの代わりにしています。100mのPEラインを凧揚げ用のリールに巻きつけて、アンカーシステムとしています。
- 穏やかな場所で水深20m程度までなら十分に使用に耐えました。
- かさ張らず、ライン管理に悩まされることもないです。
いよいよ釣具です
魚の引きでSUPが動いてしまうことで、ドラグが出たのと同様に魚のパワーをいなすことになりますし、1人なのでお祭りの心配も少ないので、タックルのパワーは通常のオフショアタックルよりも弱めでも大丈夫だと思います。
最初は水没や落下を考慮し、万一の際に精神的なダメージが少ないものを選んだほうが良いと思います。ロッド
- 海面が近いので7フィート以下のロッドをおすすめします。
リール
- 釣り物によります。
- 糸巻き量で選択。
- スピニングリールの2500号、PE0.8号でイナダや大サバを釣ったときは、引きとタックルのパワーが拮抗していると感じました。
管理人お気に入りのSUPフィッシング用品
SUP
最初の一本には、AquaMarina(アクアマリーナ) DRIFTをお勧め。
「SUP」や「SUPの上で釣りをする」ことに慣れるには、安定性が高いSUPをお勧めします。
ステップアップには、WOWSEA Flyfish F2をお勧めします。
運動能力や体力に自信がある方は、最初からこちらを使っても良いと思います。
アクアマリーナDRIFTより劣るものの十分な安定性があり、幅が広すぎない分漕ぎやすいです。
もっと速く漕いでみたいあなたには、WOWSEA Traveller W1をお勧めします。
漕ぎ手次第でより早く漕げるようです。
パドル
適切なブレード形状を有するパドルの中でも、非常にリーズナブルなairSUP アルミ・3ピース・パドルをお勧めします。
SUPに付属するパドルに満足できない場合、選択肢の多くはSUP本体に迫るようなお高いもの。
こちらは安価ですが使い心地が良く、満足できます。
フラッグ関連
SUPフィッシング中に自らの存在を周囲にアピールして事故を未然に防ぐには、フラッグを高く掲げたいところ。
ワタクシはお安い釣竿【オルルド釣具】 コンパクト延べ竿「ノベルドA」2.4mを旗竿に流用してます。
SUPに増設したロッドホルダーKOZEEY360度 調整可能 カヤック 漁船 レール側 マウント ロッド ホルダーに、フラッグを掲げています。
旗も高品質なものTOMAC 紐付色旗 ポリエステル IHP-03-05 赤 35×45㎝が格安で入手可能です。
魚探関連
釣果向上とともに、自らの移動速度や流されている速度と向きをリアルタイムに把握することができるGPS魚探は、SUPフィッシングをより安全に楽しむうえでもお勧めです。
ワタクシは、Garmin (ガーミン) ストライカー プラス 4を使っています。
海底の様子を等深線図として記録でき、位置の登録をすれば、自分だけのMapを作ることができます。
もちろんGPS付きなので、速度や方向もリアルタイムに把握できます。
魚探は12v駆動ですが、小型軽量化のためモバイルバッテリーで稼働させたかったので、WITRN PDC003 USB-C PD トリガーケーブル 電源ケーブル DCプラグ 5.5mm/2.5 2.1mm 12V を用いて、モバイルバッテリーから12v出力をさせています。
このケーブルは、12v出力が可能なUSB-PD対応のモバイルバッテリーと組み合わせるものです。
魚探付属のケーブルとトリガーケーブルの接続には、KAUMO DC電源コネクタ 外径5.5mm 内径2.1mm を用いました。
魚探の電源関連一式は、サンコー ハンディボックスMT(セット) 青 に収めています。
大きさ的にモバイルバッテリーと電源コードを収めるには丁度良いですが、防水ではないので、ジップロックそっくりな袋を使って電源回りの防水をしてます。
魚探本体はこの箱の上に固定しています。
ランディングネット・フィッシュグリップ
50㎝程度までの魚なら、軽く、取り回ししやすい、クロスファクター(CROSS FACTOR) ランディングネット ランガンラバーネット AFV002 をお勧めします。
ワラサクラスや大型のタチウオ、サワラなどを狙う場合、プロックス(PROX) ラバーランディングネット19型 をお勧めします。
フィッシュグリップは、1091(イレグイ) フィッシュグリップ をお勧めします。
操作が軽くてしっかりしており、ホールド感もばっちり。
それでいて安価なのに、全然錆びずに調子よいです。
ロッド
100gくらいまでのジグをゆったり目に動かしたり、タイラバをする際には、ジギンガーZ 1.5mスピニング/ベイト兼用 をお勧めします。
1.5mという短さと絶妙なリール位置が効いてジグのしゃくりが異様に軽く、特に太刀魚ジギングでは、疲れに大きな差が出るので手放せない1本になってます。
スピニングリールを用いて150g程度までのジギングには、メジャークラフト New ソルパラ ライトジギング SPXJ-S64M/LJ をお勧めします。
77cmの真鯛がヒットした時もロッドのパワーが勝り、安心してやり取りができました。
軽めのルアーは気持ちよくキャストできますし、60g程度のジギングも気持ちよくこなせるロッドです。当然こちらも安価です。82cmのブリも何とかキャッチできました。
SUPでアマダイ釣りをするなら、PRO MARINE バトルスティック攻タコ150 をお勧めします。
このロッドはタコエギと錘をリズミカルにしゃくれるパワーと先調子を備えているので、水深100mで50号の錘で海底をトントン叩くのは朝飯前ですし、当たりもしっかりと取れます。一般的なアマダイ仕掛けではハリスが長くてSUPの上では扱いが難しいですが、短ハリス仕掛けにすると、このロッドとの相性もよく、SUP上でもアマダイ釣りが捗ります。
お手軽にタイラバにチャレンジしたい方には PRO MARINE PGワンダーショット20-150 をお勧めします。https://amzn.to/3xvnJ4p
送料込みで4000円しなかったこのロッドは、グラスのワンピースロッドです。
ワンピースとはいえ全長150cmですので、スピニングのジギングロッドと同じくらいの仕舞い寸法です。
タイラバでは水深80m位まで、100g位までのヘッドが使い心地が良いですが、水深100mエリアで120gのタイラバを使ってもしっかり釣果が上がります。
竿尻からリールフットまでの距離がスピニングのSLJロッドと同程度、ジギンガーZより10cm位短かく重いジグをしゃくるのは苦手な感じですが、タイラバをするにはちょうど良いと感じます。
リール
スピニングリール
ドラグ性能が秀逸なPENNのリールをお勧めします。
特にSlammerシリーズは、頑強なフルメタルボディと、IPX6の高い防水性能を誇り、過酷なSUPフィッシングでも安心です。
Slammer 4 4500 は、ライトジギングロッドとの組み合わせで青物とのファイトも不安がありません。
また、 Slammer 4 DX 3500はライトな釣りから青物まで幅広く対応。ステンレスギアに変更して耐久性をさらに高めてあるので、ガンガン使えます。
以前は2500番のリールも使っていましたが、巻取り量やパワーが若干足りないと感じたので、SUPフィッシングには3~4000番のリールが丁度良いと思います。
両軸リール
左ハンドル、ドラグ作動時のクリック音、フォール中も追随するレベルワインダー、PE1号を400m巻けるラインキャパシティ。
これらを実売1万円程度で入手できる、テイルウォーク タイゲーム ワイド VTN 64BL をお勧めします。
元々ディープタイラバ用に発売されているリールなので、タイラバはお手のもの。
もちろんジギングに使用しても、問題ありません。
私は40号の錘を使ったアマダイ釣りにも活用してます。
非常に使い勝手が良く気に入っており、活用範囲を広げていくつもりです。
PEライン
PEラインはエックスブレイド(X-Braid) スーパー ジグマン X8 300m 1号/20lb にしてからライントラブルが激減しました。しかもかなり長持ちします。
価格も高すぎず、コスパはかなり優秀です。
お勧めです。
太刀魚ジグ
太刀魚には 鏡牙ジグばかり使っていて、他のジグは出番がありません。
この手のジグの中では安価な方なので、各色揃えるにも便利なラインナップです。アシストフック
アシストフックは自作しています。
アシストライン
アシストフック
- タチウオジグにはLサイズ、TGベイトやダイソージグなどにはMサイズを使用中ですが、Lサイズに統一するかも。
- シーブレイド10号との組み合わせでは、アシストラインが絡むこともなく、快適です。
- タイラバ用には、チヌ針5号を使用
- シーブレード8号との組み合わせで、快適に使用できます。
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