SUPフィッシング1年目の振り返り

2021/10/02

SUP SUPフィッシング 雑記

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2020年9月27日にSUPフィッシングを開始してから1年が経過しました。開始当初に漠然と抱いていた不安や疑問に答える形でまとめてみました。

SUPのルールなどもご確認を!

茅ヶ崎 海・浜ルールブックへのリンク

小型船舶のルールもご参考まで

他の船舶などとすれ違うときの基本的なルールなどが分かりやすく書いてあるので、理解しておきましょう。

総括

SUPフィッシングを始めて良かったと思います。
2年目も事故なく楽しみたいと思います。

👍華々しい釣果はありませんが坊主率が低い
👍今まで疎遠だったカワハギ釣りやサビキ釣りなど、釣りの幅が広がった
👍雑音のない海に浮かぶのは至福の時間。釣果だけにこだわらず、やる価値はある

👎出撃出来ない日が多い
 SUPは風や波の影響を受けやすいので、仕方ありませんね。

出撃回数は?

結構頑張ったつもりで出撃36回でした。
最初の2回はSUPに慣れるため釣り道具を持たずに乗ったので、出撃回数には含めてません。
1月から3月までは風が収まらず出撃を断念することが多く、1月と3月は各1回、2月はゼロと出撃回数は激減。
9月も休日が多い割に強風の日が続き、2回しか行けませんでした。
海から徒歩圏内に住んでいて、釣りに割ける時間も多くいのに、SUPフィッシングに行ける日はこれくらいなんですね。
風裏の地域に足を伸ばせる人の方が、たくさん出撃できそうですね。

釣果はどうなの?

坊主5回と、陸っぱりよりは坊主率は低いです。
釣りが下手なのとポイントやターゲット魚種が分からないなどで華々しい釣果とは無縁なので、経験を積んで釣果を伸ばしていきたいです。
あと、アオリイカやシロギスは準備していたものの殆ど狙う機会が無かったので、2年目は狙う機会を積極的に作ろうと思います。

インフレータブルSUPってどうなの?

空気を注入して使うインフレータブルSUPは、収納や持ち運びの自由度が高い反面、パンクや耐久性が心配でした。
ワタクシはアクアマリーナのドリフトという、釣り専用を謳うSUPを選びました。
このSUPの左右にはサイドフロートが付いているので、万一パンクした際でも、残った気室で戻ってこられると考えて選びました。


心配していたパンクや耐久性について

👍1年が経過した段階で、本体部分に問題は発生してません。
但し両サイドに付いている安定性を高めるサイドフロートの片方が、スローパンクチャーしていて、空気は入るのですが30分ほどで張りがなくなっている状態になります。
片側がスローパンクチャーしているとはいえ、左右の浮力バランスが大きく崩れてるとも思えないので、修理はしません。
サイドフロートはSUP本体とは異なる薄めの素材で出来ていて、ちょっとした擦れなどで空気漏れにつながってしまうようですが、結果的に、サイドフロートのおかげで本体が守られてるのかもしれません。
1年程度の使用では接着部分をはじめ、本体部分に劣化は感じられません。

サイドフロートってどうなの?

👍安定感は抜群です


片足に重心が偏ればSUPが左右に傾きますが、踏み込みに対する反応は鈍く、動きの予想もしやすいので、不安定と言う程ではありません。
SUP4回目のとき、後ろからのうねりに対応できずにコケたのが最初で最後です。
SUP31回目から35回目まで再び立って漕ぐようになりましたが、コケた事はなかったです。
それ以降はSUPを買い替えサイドフロート無しになったのですが、安定性はだいぶ落ちました。

👎デッキ(乗る面)に水が溜まる

デッキが波を被ると海水が抜けずに溜まります。
冬は溜まった海水に尻が浸かって、冷えます😅
夏でも尻だけ濡れるのは、気持良くはありません。
これが唯一と言って良い弱点だと思います。

ロッドホルダーはどうなのか?

アクアマリーナのドリフトには、SUP中央より後方に2本のロッドホルダーが付属しています。
👍最初からボードにロッドホルダーが付いていて、そこから自分のスタイルを模索できるので、SUPフィッシングを始めるハードルが低くなって良いと思います。
ワタクシは付属のロッドホルダーのうち1本をフラッグを掲示するために重宝していました。
ロッドはSUP前側に積んだクーラーボックスに付けたホルダーに刺しています。

コストは?

1釣行あたりのコストはインフレータブルSUPの寿命と釣行回数から試算できます。
空気圧を維持できなくなれば寿命で、寿命は使い方や保管方法に左右されますし、製造に使用した接着剤が劣化してつなぎ目が剥がれるようなら致命的です。
ワタクシは悩んだ末、3年間なら接着剤の劣化には至らないだろうと推測して、3年間(毎月最低2回 x 36ヶ月で72回使用)で買い換える前提で、インフレータブルSUPを選択しました。
1釣行あたり1000円程度の計算でした。

と、言いつつ、先日新しいSUPに乗り換えました。

乗り換えて改めて、最初のSUPにアクアマリーナのドリフトはオススメできると感じています。
「SUPの上で釣りをする」事に慣れるには安定性が高い方が良いに決まってますし、最初から付いてるロッドホルダーも便利です。
仮にサイドフロートが魚のヒレでパンクしたとしても、本体じゃなければ大事には至らないし、どのようなケースでパンクするのか、比較的安全に学習出来ます。

新しいSUPは安定性を犠牲にしてスピード性を重視したので、慣れるまでは苦戦が予想されます。
SUPを漕ぐのも面白く感じるので、不安定なSUPも楽しんでいこうと思います。

管理人お気に入りのSUPフィッシング用品

SUP

最初の一本には、AquaMarina(アクアマリーナ) DRIFTをお勧め。
「SUP」や「SUPの上で釣りをする」ことに慣れるには、安定性が高いSUPをお勧めします。


ステップアップには、WOWSEA Flyfish F2をお勧めします。


運動能力や体力に自信がある方は、最初からこちらを使っても良いと思います。
アクアマリーナDRIFTより劣るものの十分な安定性があり、幅が広すぎない分漕ぎやすいです。
もっと速く漕いでみたいあなたには、WOWSEA Traveller W1をお勧めします。

漕ぎ手次第でより早く漕げるようです。

パドル

適切なブレード形状を有するパドルの中でも、非常にリーズナブルなairSUP アルミ・3ピース・パドルをお勧めします。


SUPに付属するパドルに満足できない場合、選択肢の多くはSUP本体に迫るようなお高いもの。
こちらは安価ですが使い心地が良く、満足できます。

フラッグ関連

SUPフィッシング中に自らの存在を周囲にアピールして事故を未然に防ぐには、フラッグを高く掲げたいところ。
ワタクシはお安い釣竿【オルルド釣具】 コンパクト延べ竿「ノベルドA」2.4mを旗竿に流用してます。
SUPに増設したロッドホルダーKOZEEY360度 調整可能 カヤック 漁船 レール側 マウント ロッド ホルダーに、フラッグを掲げています。


旗も高品質なものTOMAC 紐付色旗 ポリエステル IHP-03-05 赤 35×45㎝が格安で入手可能です。

魚探関連

釣果向上とともに、自らの移動速度や流されている速度と向きをリアルタイムに把握することができるGPS魚探は、SUPフィッシングをより安全に楽しむうえでもお勧めです。
ワタクシは、Garmin (ガーミン) ストライカー プラス 4を使っています。


海底の様子を等深線図として記録でき、位置の登録をすれば、自分だけのMapを作ることができます。
もちろんGPS付きなので、速度や方向もリアルタイムに把握できます。
魚探は12v駆動ですが、小型軽量化のためモバイルバッテリーで稼働させたかったので、WITRN PDC003 USB-C PD トリガーケーブル 電源ケーブル DCプラグ 5.5mm/2.5 2.1mm 12V を用いて、モバイルバッテリーから12v出力をさせています。
このケーブルは、12v出力が可能なUSB-PD対応のモバイルバッテリーと組み合わせるものです。



魚探付属のケーブルとトリガーケーブルの接続には、KAUMO DC電源コネクタ 外径5.5mm 内径2.1mm を用いました。


魚探の電源関連一式は、サンコー ハンディボックスMT(セット) 青 に収めています。
大きさ的にモバイルバッテリーと電源コードを収めるには丁度良いですが、防水ではないので、ジップロックそっくりな袋を使って電源回りの防水をしてます。
魚探本体はこの箱の上に固定しています。

ランディングネット・フィッシュグリップ

50㎝程度までの魚なら、軽く、取り回ししやすい、クロスファクター(CROSS FACTOR) ランディングネット ランガンラバーネット AFV002 をお勧めします。


ワラサクラスや大型のタチウオ、サワラなどを狙う場合、プロックス(PROX) ラバーランディングネット19型 をお勧めします。


フィッシュグリップは、1091(イレグイ) フィッシュグリップ をお勧めします。


操作が軽くてしっかりしており、ホールド感もばっちり。
それでいて安価なのに、全然錆びずに調子よいです。

ロッド

100gくらいまでのジグをゆったり目に動かしたり、タイラバをする際には、ジギンガーZ 1.5mスピニング/ベイト兼用 をお勧めします。


1.5mという短さと絶妙なリール位置が効いてジグのしゃくりが異様に軽く、特に太刀魚ジギングでは、疲れに大きな差が出ます。

リール

スピニングリール

ドラグ性能が秀逸なPENNのリールをお勧めします。
特にSlammerシリーズは、頑強なフルメタルボディと、IPX6の高い防水性能を誇り、過酷なSUPフィッシングでも安心です。
Slammer 4 4500 は、ライトジギングロッドとの組み合わせで青物とのファイトも不安がありません。


また、 Slammer 4 DX 3500はライトな釣りから青物まで幅広く対応。ステンレスギアに変更して耐久性をさらに高めてあるので、ガンガン使えます。


以前は2500番のリールも使っていましたが、巻取り量やパワーが若干足りないと感じたので、SUPフィッシングには3~4000番のリールが丁度良いと思います。

両軸リール

左ハンドル、ドラグ作動時のクリック音、フォール中も追随するレベルワインダー、PE1号を400m巻けるラインキャパシティ。
これらを実売1万円程度で入手できる、テイルウォーク タイゲーム ワイド VTN 64BL をお勧めします。


元々ディープタイラバ用に発売されているリールなので、タイラバはお手のもの。
もちろんジギングに使用しても、問題ありません。
私は40号の錘を使ったアマダイ釣りにも活用してます。
非常に使い勝手が良く気に入っており、活用範囲を広げていくつもりです。

PEライン

PEラインはエックスブレイド(X-Braid) スーパー ジグマン X8 300m 1号/20lb にしてからライントラブルが激減しました。しかもかなり長持ちします。


価格も高すぎず、コスパはかなり優秀です。
お勧めです。

太刀魚ジグ

太刀魚には 鏡牙ジグばかり使っていて、他のジグは出番がありません。
この手のジグの中では安価な方なので、各色揃えるにも便利なラインナップです。

アシストフック

アシストフックは自作しています。

アシストライン

  • シーブレイドを使用。用途により太さを変えています。


アシストフック



    • タチウオジグにはLサイズ、TGベイトやダイソージグなどにはMサイズを使用中ですが、Lサイズに統一するかも。
    • シーブレイド10号との組み合わせでは、アシストラインが絡むこともなく、快適です。
  • タイラバ用には、チヌ針5号を使用
    • シーブレード8号との組み合わせで、快適に使用できます。

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