SUP事故が激増という事で、毎日のようにニュースになっています。
SUPフィッシングをする際はご注意を
茅ヶ崎 海・浜ルールブックへのリンク
小型船舶のルールもご参考まで
他の船舶などとすれ違うときの基本的なルールなどが分かりやすく書いてあるので、理解しておきましょう。
こんな事故のニュースを見ました。
10日午後、静岡県下田市の狼煙崎(のろしざき)沖で、SUP(スタンドアップパドルボード)をしていた女性2人が帰還できなくなる事故がありました。
帰還不能となったのは、東京都豊島区在住の会社員で中国籍の31歳女性と29歳女性の2人です。
下田海上保安部によりますと2人は10日午後3時35分頃、下田市二丁目地先の大浦海岸からレンタルしたSUPで鍋田浜に向けて出発しましたが、強風の影響と技量不足で次第に沖に流され帰還不能となりました。
2人は狼煙崎の南約50mの岩場に流れ着き、近くにいた釣り人に大声で助けを求めたということです。
大声に気付いた釣り人が午後4時半、下田海上保安部に通報。
海上保安部が伊豆地区水難救済会下田救難所に出動を要請し、午後5時12分、救難所に所属する漁船が女性2人を発見し救助しました。
女性2人は救命胴衣を着用していて、ケガはありませんでした。
海上保安部は「SUPは手軽に始められるものの、知識や技能が足りず自力で戻れないなどの海難事故にあうケースが多いことから、講習を受けたり、海のルールや天気の知識を身に着けたりしてから楽しんでほしい」としています。
【気象】天候は晴れ、風は北東13m、気温27.8度、水温27度
貸す側の問題は大きいと思います
気象条件が悪いのに貸していては、事故を誘発しているようなもの
そもそも13mもの風が吹く日に技量も知識も無い人にSUPを貸し出すなんて、おかしな話です。
技量があるのかは貸し出す際に聞けば分かる事です。
借りる側の問題は無いのか?
乗っていた本人の責任は免れません
SUP事故が激増している事は、ニュースなどでも度々取り上げられています。
素人だから知らなかった、では自分の身を守れません。
最終的には自己責任
海の上で起こった事に対処するのは借り手です。
今回の事故では運良く岩場に流れ着き、大声をあげたら気付いてもらえたという幸運が重なり、死亡事故に至らなかった事が不幸中の幸いです。
こんな事故も
沖縄・小浜島沖 SUP女性が沖に流され…14時間後に40キロ離れた海上で救助
13日夕方、沖縄県竹富町の小浜島沖で、マリンスポーツのSUP(スタンドアップパドルボード)に乗っていた女性が沖に流され、およそ14時間後、40キロほど離れた海上で救助されました。
石垣海上保安部によりますと、13日午後6時頃、小浜島の海岸付近で、「SUP」に乗っていた大阪府の27歳の夫婦と、ツアーガイドの19歳の男性が強風で沖に流されました。
このうち、夫とツアーガイドは自力で浜へ戻りましたが、妻はさらに流され行方がわからなくなりました。
海上保安庁の巡視艇やヘリコプターが夜通し捜索を続けたところ、14時間近くたった14日午前7時40分ごろ、小浜島からおよそ40キロ離れた海上で、SUPに乗って漂流していた女性を発見し、ヘリコプターでつり上げて救助しました。
女性は軽い脱水症状はあるものの、命に別条はないということです。
当時、現地には、強風注意報と波浪注意報が出されていたということです。
ガイドって…?
ガイド同伴のツアーでガイド1人を含めた3人が流され、客のうち1人が14時間後に40km離れた場所で救出されたという事故です。
全員生還できたのは不幸中の幸いです。
流されてしまったとはいえ、外洋で一人ぼっち一晩よく耐えました。
非常にうまく乗り切ったと言えます。
ガイドって名所を案内するだけの仕事なのでしょうか?
ガイド1人で客2人の面倒を見れないなら、そもそも体制として成り立って無いと思います。
また、強風注意報が出ている状況でツアーを敢行するのもどうかと思います。
ガイドを利用するにせよ、自己責任です
地形や海流などをガイドのナレッジに頼るとしても、気象情報のチェックは他人任せにせず、強風注意報や警報が出ている状況ならツアーをキャンセルすべきです。
折角の旅行だからと、悪条件の中強行するのも愚の骨頂です。
穏やかな海況なら快適に漕げますが厳しい状況に急変する事もあり、その時を乗り切るのは自分自身です。
ガイドはその手助けをするまでですし、今回のように期待外れのガイドもいる前提で、自己防衛が必要です。
ツアーという言葉に多くを期待したくなりますが、誰かが何とかしてくれる訳ではない事を理解するべきです。
もう絶句です
藤沢・江の島沖でSUPの男性2人流され、海保などが救助
1日午前、藤沢市の江の島沖でマリンスポーツ「スタンドアップパドルボード(SUP)」で釣りをしていた横浜市在住の男性2人が強風に流され帰還不能になり、海上保安庁と県警に救助された。2人は昨年6月にも横須賀沖で同様のトラブルを起こしており、湘南海上保安署は厳重指導した。
同保安署によると、2人は同じ職場の上司(36)と部下(33)。午前6時半ごろ片瀬西浜を出発し、同7時20分ごろから10分間、釣りを楽しんだが、北東の風に流され始めたという。
最初は2艇をロープでつなげて風が弱まるのを待ったが弱まらず、1艇ずつ自力で帰還しようとしたものの午前10時ごろに断念。それぞれ118番通報し、同保安署のゴムボートと横浜水上警察署の警察艇に救助された。
2人は同保安署の調べに、「天気予報で風は弱まると言っていたが、弱まらなかった」などと説明したという。同保安署によるとSUPは風速2~3メートルで流され始めるが、当時の風速は5・9メートルだった。同署は「陸と違って死に直結する」と厳重注意したという。
予報を楽観的に捉えるのは危ない
この日は強風のため、SUPフィッシングを諦めるコンディションだったので、ワタクシは出撃を諦めた日だったと記憶してます。
風が弱まる見込みで沖に出て、見込みが外れて遭難したとは、見込みが楽観的過ぎたということです。
2人だったから気が大きくなってしまったのか…?
2年連続2回目の漂流とは、やらかし過ぎだと思います。
リンク先の動画を見る限り漕いで戻れそうなコンディションにも見え、もうちょっと頑張れよと思ってしまいましたよ。
偉そうに書きましたが、明日は我が身です。
事故のないように楽しみましょう。
管理人お気に入りのSUPフィッシング用品
SUP
「SUP」や「SUPの上で釣りをする」ことに慣れるには、安定性が高いSUPをお勧めします。
運動能力や体力に自信がある方は、最初からこちらを使っても良いと思います。
アクアマリーナDRIFTより劣るものの十分な安定性があり、幅が狭い分漕ぎやすいです。
漕ぎ手次第でより早く漕げるようです。
パドル
SUPに付属するパドルに満足できない場合、選択肢の多くはSUP本体に迫るようなお高いもの。
こちらは安価ですが使い心地が良く、満足できます。
フラッグ関連
SUPフィッシング中に自らの存在を周囲にアピールして事故を未然に防ぐには、フラッグを高く掲げたいところ。
魚探関連
釣果向上とともに、自らの移動速度や流されている速度と向きをリアルタイムに把握することができるGPS魚探は、SUPフィッシングをより安全に楽しむうえでもお勧めです。
海底の様子を等深線図として記録でき、位置の登録をすれば、自分だけのMapを作ることができます。
もちろんGPS付きなので、速度や方向もリアルタイムに把握できます。
大きさ的にモバイルバッテリーと電源コードを収めるには丁度良いですが、防水ではないので、ジップロックそっくりな袋を使って電源回りの防水をしてます。
魚探本体はこの箱の上に固定しています。
ランディングネット・フィッシュグリップ
操作が軽くてしっかりしており、ホールド感もばっちり。
それでいて安価なのに、全然錆びずに調子よいので、こちらもお勧めします。
ロッド
1.5mという短さと絶妙なリール位置が効いてジグのしゃくりが異様に軽く、特に太刀魚ジギングでは、疲れに大きな差が出ます。
太刀魚ジグ
太刀魚には 鏡牙ジグばかり使っていて、他のジグは出番がありません。
PEライン
価格も高すぎず、コスパはかなり優秀です。
お勧めです。
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