149回目のSUP、141回目のSUPフィッシング、2024年の第34回目となる今回は、エギングとタイラバをしようと西湘に足を伸ばしたのですが・・・
SUPフィッシングをする際はご注意を
- 茅ヶ崎の海で遊ぶ際は最低限このルールを守るようにしましょう。
- ルールに記載がなくても周りの方々の迷惑になる行為は避けましょう。
- ルールは常に最新版を確認するようにしましょう。
- 他の地域にも同様のルールがあると思いますので、事前に最新版を確認してルールを逸脱しないようにしましょう。
- 海上保安庁 海の事故対策へのリンク
- 水産庁 遊漁・海面利用の基本的ルールへのリンク
- 【衝撃データ】SUPの事故急増 へのリンク
小型船舶のルールもご参考まで
他の船舶などとすれ違うときの基本的なルールなどが分かりやすく書いてあるので、理解しておきましょう。
アオリイカと真鯛を狙う贅沢釣行
釣って楽しく食べて美味しいアオリイカと、真鯛を狙いに西湘方面に遠征しました。
風予報が不安定で、この三連休はSUPフィッシングできないものと思っていたのですが、前日にチェックすると朝一なら好条件の予報です。
前回SLJロッドでのエギングが難しすぎた反省から、アオリイカの釣果実績があるフィッシング開始当初に調達したロッドを引っ張り出しました。
タイラバはいつも通り、グラスのワンピースロッドに両軸リールの組み合わせです。
予報が外れ、風ビュービュー
4:30頃に確認すると、結構な風が吹き海面はボヨボヨ。
車の中で仮眠して6時にチェックするつもりが寝過ごしてしまい、7時にチェックしてもまるで収まらないのと、予報が悪化しているので、SUPフィッシングを断念し帰路につきました。
帰り道に覗いた他のポイントは…ベタ凪?
かつて数回行ったことのあるポイントを覗いてみると、なんとベタ凪ではありませんか。
ショアブレイクがきついので、隣のポイントに行ってみると同様のコンディション。
早速準備を開始します。
準備を終えて波打ち際でSUPを準備していると、風が強まってきました。
吹いたり止んだりだったので、9時過ぎに沖へ向かいました。
最初から真鯛狙い
風が強まるようなら撤収なので、エギングは最初から諦めました。
今回は北東の風が吹いているので東方面で、魚探に蓄積した地形情報を頼りに、魚の通り道であろう場所の見当をつけます。
水温は22度台。
シーアンカーを投入して時速1km〜1.5km程の速度で流されるコンディション。
ただ、流される方向が毎回微妙に異なるので、狙った場所を通過させるのは至難の業。
遊漁船が来た
流していると背後から遊漁船がやってきました。
このまま流していると遊漁船に迷惑がかかるので移動しますが、流される方向が毎回変わることもあって、遊漁船に近付いてしまったり、見当違いの方向に流れたり…
しかも、当たりも数回だけ、おそらく何か小魚の当たりしかありません。
坊主の予感がします。
思い切って浅場へ移動すると、当たり連発
このまま坊主になるなら普段はしない調査をした方が良いと、地形に絡むことは絡むのですが、より浅いエリアを探索することにしました。
魚探にははっきりと映りませんが、タイラバには明確に反応があります。
何度目か、当たりらしき気配の後、手応えのあるヒット!
ガツガツと下へ潜ろうとするので真鯛だと思っていたら、ワラサでした。
その後も当たり多くて満足
直後にも当たりがあり根に潜られてる間にモタついていたら、針が解けてバラし。
しばらくすると、ガンゾウヒラメがヒット。これはリリース。
その後もタイラバにまとわりつくような気配を感じつつ巻いていると、ボトムから10回転ほど巻いたところで当たり。
小さめですが、本命の真鯛が釣れました。
タイラバ仕掛けのフックが解けてしまう
その後も好反応が続いたものの、ヒットしても自作のタイラバ仕掛けのフック解けてしまい、釣果を伸ばす事ができませんでした。
13時半過ぎに納竿とし、岸へ向かいました。
魚探置き場にしている折りたたみ式踏み台が意図せず折り畳まれてしまう
着岸後にSUPを持ち上げて移動する際に水平を維持できず、魚探置き場兼ロッドホルダーの役割を果たしている折り畳み式の踏み台が、折り畳まれた状態になってしまいました。
海水氷とワラサや真鯛が入っているので、クーラーがかなり重たかったんですよね・・・
そのせいで、ロッドも魚探も波打ち際で水没😭
魚探ケースに防水性はなく、バッテリーやコードなどを収めたジップロック的な袋に若干浸水💦
モバイルバッテリーは表面が多少濡れた程度に見えますが、魚探ケースに収納していたもののジップロックには入れてなかった音声収録用のICレコーダーはご臨終。
この日の音声ファイルは壊れ、利用不可でした。
また、気に入っていたコンパスを紛失。
踏み台が意図せず折り畳まれないよう、対策が必要です。
動画
管理人お気に入りのSUPフィッシング用品
SUP
最初の一本には、AquaMarina(アクアマリーナ) DRIFTをお勧め。
「SUP」や「SUPの上で釣りをする」ことに慣れるには、安定性が高いSUPをお勧めします。
ステップアップには、WOWSEA Flyfish F2をお勧めします。
運動能力や体力に自信がある方は、最初からこちらを使っても良いと思います。
アクアマリーナDRIFTより劣るものの十分な安定性があり、幅が広すぎない分漕ぎやすいです。
もっと速く漕いでみたいあなたには、WOWSEA Traveller W1をお勧めします。
漕ぎ手次第でより早く漕げるようです。
パドル
適切なブレード形状を有するパドルの中でも、非常にリーズナブルなairSUP アルミ・3ピース・パドルをお勧めします。
SUPに付属するパドルに満足できない場合、選択肢の多くはSUP本体に迫るようなお高いもの。
こちらは安価ですが使い心地が良く、満足できます。
フラッグ関連
SUPフィッシング中に自らの存在を周囲にアピールして事故を未然に防ぐには、フラッグを高く掲げたいところ。
ワタクシはお安い釣竿【オルルド釣具】 コンパクト延べ竿「ノベルドA」2.4mを旗竿に流用してます。
SUPに増設したロッドホルダーKOZEEY360度 調整可能 カヤック 漁船 レール側 マウント ロッド ホルダーに、フラッグを掲げています。
旗も高品質なものTOMAC 紐付色旗 ポリエステル IHP-03-05 赤 35×45㎝が格安で入手可能です。
魚探関連
釣果向上とともに、自らの移動速度や流されている速度と向きをリアルタイムに把握することができるGPS魚探は、SUPフィッシングをより安全に楽しむうえでもお勧めです。
ワタクシは、Garmin (ガーミン) ストライカー プラス 4を使っています。
海底の様子を等深線図として記録でき、位置の登録をすれば、自分だけのMapを作ることができます。
もちろんGPS付きなので、速度や方向もリアルタイムに把握できます。
魚探は12v駆動ですが、小型軽量化のためモバイルバッテリーで稼働させたかったので、WITRN PDC003 USB-C PD トリガーケーブル 電源ケーブル DCプラグ 5.5mm/2.5 2.1mm 12V を用いて、モバイルバッテリーから12v出力をさせています。
このケーブルは、12v出力が可能なUSB-PD対応のモバイルバッテリーと組み合わせるものです。
魚探付属のケーブルとトリガーケーブルの接続には、KAUMO DC電源コネクタ 外径5.5mm 内径2.1mm を用いました。
魚探の電源関連一式は、サンコー ハンディボックスMT(セット) 青 に収めています。
大きさ的にモバイルバッテリーと電源コードを収めるには丁度良いですが、防水ではないので、ジップロックそっくりな袋を使って電源回りの防水をしてます。
魚探本体はこの箱の上に固定しています。
ランディングネット・フィッシュグリップ
50㎝程度までの魚なら、軽く、取り回ししやすい、クロスファクター(CROSS FACTOR) ランディングネット ランガンラバーネット AFV002 をお勧めします。
ワラサクラスや大型のタチウオ、サワラなどを狙う場合、プロックス(PROX) ラバーランディングネット19型 をお勧めします。
フィッシュグリップは、1091(イレグイ) フィッシュグリップ をお勧めします。
操作が軽くてしっかりしており、ホールド感もばっちり。
それでいて安価なのに、全然錆びずに調子よいです。
ロッド
100gくらいまでのジグをゆったり目に動かしたり、タイラバをする際には、ジギンガーZ 1.5mスピニング/ベイト兼用 をお勧めします。
1.5mという短さと絶妙なリール位置が効いてジグのしゃくりが異様に軽く、特に太刀魚ジギングでは、疲れに大きな差が出るので手放せない1本になってます。
スピニングリールを用いて150g程度までのジギングには、メジャークラフト New ソルパラ ライトジギング SPXJ-S64M/LJ をお勧めします。
77cmの真鯛がヒットした時もロッドのパワーが勝り、安心してやり取りができました。
軽めのルアーは気持ちよくキャストできますし、60g程度のジギングも気持ちよくこなせるロッドです。当然こちらも安価です。82cmのブリも何とかキャッチできました。
SUPでアマダイ釣りをするなら、PRO MARINE バトルスティック攻タコ150 をお勧めします。
このロッドはタコエギと錘をリズミカルにしゃくれるパワーと先調子を備えているので、水深100mで50号の錘で海底をトントン叩くのは朝飯前ですし、当たりもしっかりと取れます。一般的なアマダイ仕掛けではハリスが長くてSUPの上では扱いが難しいですが、短ハリス仕掛けにすると、このロッドとの相性もよく、SUP上でもアマダイ釣りが捗ります。
お手軽にタイラバにチャレンジしたい方には PRO MARINE PGワンダーショット20-150 をお勧めします。https://amzn.to/3xvnJ4p
送料込みで4000円しなかったこのロッドは、グラスのワンピースロッドです。
ワンピースとはいえ全長150cmですので、スピニングのジギングロッドと同じくらいの仕舞い寸法です。
タイラバでは水深80m位まで、100g位までのヘッドが使い心地が良いですが、水深100mエリアで120gのタイラバを使ってもしっかり釣果が上がります。
竿尻からリールフットまでの距離がスピニングのSLJロッドと同程度、ジギンガーZより10cm位短かく重いジグをしゃくるのは苦手な感じですが、タイラバをするにはちょうど良いと感じます。
リール
スピニングリール
ドラグ性能が秀逸なPENNのリールをお勧めします。
特にSlammerシリーズは、頑強なフルメタルボディと、IPX6の高い防水性能を誇り、過酷なSUPフィッシングでも安心です。
Slammer 4 4500 は、ライトジギングロッドとの組み合わせで青物とのファイトも不安がありません。
また、 Slammer 4 DX 3500はライトな釣りから青物まで幅広く対応。ステンレスギアに変更して耐久性をさらに高めてあるので、ガンガン使えます。
以前は2500番のリールも使っていましたが、巻取り量やパワーが若干足りないと感じたので、SUPフィッシングには3~4000番のリールが丁度良いと思います。
両軸リール
左ハンドル、ドラグ作動時のクリック音、フォール中も追随するレベルワインダー、PE1号を400m巻けるラインキャパシティ。
これらを実売1万円程度で入手できる、テイルウォーク タイゲーム ワイド VTN 64BL をお勧めします。
元々ディープタイラバ用に発売されているリールなので、タイラバはお手のもの。
もちろんジギングに使用しても、問題ありません。
私は40号の錘を使ったアマダイ釣りにも活用してます。
非常に使い勝手が良く気に入っており、活用範囲を広げていくつもりです。
PEライン
PEラインはエックスブレイド(X-Braid) スーパー ジグマン X8 300m 1号/20lb にしてからライントラブルが激減しました。しかもかなり長持ちします。
価格も高すぎず、コスパはかなり優秀です。
お勧めです。
太刀魚ジグ
太刀魚には 鏡牙ジグばかり使っていて、他のジグは出番がありません。
この手のジグの中では安価な方なので、各色揃えるにも便利なラインナップです。アシストフック
アシストフックは自作しています。
アシストライン
アシストフック
- タチウオジグにはLサイズ、TGベイトやダイソージグなどにはMサイズを使用中ですが、Lサイズに統一するかも。
- シーブレイド10号との組み合わせでは、アシストラインが絡むこともなく、快適です。
- タイラバ用には、チヌ針5号を使用
- シーブレード8号との組み合わせで、快適に使用できます。
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