155回目のSUP、147回目のSUPフィッシング、2024年の第40回目となる今回はグラップラープレミアムの鱗付をしたいところですが、湘南国際マラソンがあるので、自転車で行ける最西端へ行ってきました。
SUPフィッシングをする際はご注意を
- 茅ヶ崎の海で遊ぶ際は最低限このルールを守るようにしましょう。
- ルールに記載がなくても周りの方々の迷惑になる行為は避けましょう。
- ルールは常に最新版を確認するようにしましょう。
- 他の地域にも同様のルールがあると思いますので、事前に最新版を確認してルールを逸脱しないようにしましょう。
- 海上保安庁 海の事故対策へのリンク
- 水産庁 遊漁・海面利用の基本的ルールへのリンク
- 【衝撃データ】SUPの事故急増 へのリンク
小型船舶のルールもご参考まで
他の船舶などとすれ違うときの基本的なルールなどが分かりやすく書いてあるので、理解しておきましょう。
湘南国際マラソン開催日は要注意です
湘南国際マラソンがある日は、西は大磯辺りから東は江ノ島近辺まで、国道134号線が通行止めになる上、歩行者でも道路を横断できません。
交通規制エリアを避けて大磯より西に行くと、帰りは交通規制が解かれる15時以降に移動開始することになり、その間の食事や帰宅後の片付けを考えると現実的ではありません。
自宅周辺は9時ごろから13時過ぎまでの間、国道を横断できないようです。
規制前の早朝に沖へ出たとしても最寄りの烏帽子岩周辺だと、私ごときが釣果を上げるには厳しいフィールド。
そこで、自宅から自転車で行ける範囲で最も西側から沖へ出ることにしました。
タックル
アマダイの餌釣り
ロッド:プロマリン 攻タコ150
リール:タイルウォーク
ライン:よつあみ X-Brade スーパージグマンX8 1号 / 20lb
リーダー:1号 / 20lb
天秤:せいかいコレクションLT天秤
錘:40号
タイラバ&ジギング
ロッド:プロマリン ワンダーショット 20-150
リール:シマノ グラップラープレミアム
ライン:シーガーX8 1号 20lb
リーダー:1号 / 20lb
自宅からの移動で体力喪失
以前ワラサやサゴシ、タチウオを釣ったことがあり、直感的にアマダイも居そうな雰囲気を醸し出すこのフィールド。
自宅から自転車で20〜30分ほど掛かります。
ウェットスーツを始めとする真冬用の防寒装備に身を固めて自転車を漕ぐと、あっという間に汗が吹き出して、速攻でバテます。
到着した時点で家に帰りたくなり、SUPに空気を入れる間にも急激に体力が失われていくのを感じてしまい、準備完了した時点でヘロヘロに疲れ、初めて「電動ポンプが欲しい」と思うほどでした。
とはいえ、電動ポンプがあったとしても、移動の時点でバテているのですが…
うねりが高くてスリリングな出艇
沖で吹く西風が生み出すうねりがあって、普通に波が割れています💦
タイミングを見計って沖へ出ますが、結構スリリングでした。お勧めできません。
波高100センチ程度のうねりが頻繁にやってくるのに加え、風波の影響か海面がざわついてバランスを崩しやすく、漕ぐのがしんどい。
アマダイのポイントが見つからず詰む
まずはアマダイのポイントを探そうと水深80m辺りまで向かいますが、そこまでが遠い💧
早速アマダイのエサ釣りを開始。
この辺りは未開拓なので地形もわからず、移動するにも直感が頼り。
沖へ出ているにもかかわらず、高いうねりと海面のざわつきに悩まされます。
気付くと、魚探をかけたことのある海域ばかりを漕いでいます。
逆にいうと漕ぎにくい海域(引き波のようなざわつきが常にある)はいつ行っても漕ぎにくいという訳で、その理由は地形にあるのかもしれません。
西湘でもアマダイのポイント探しは苦労しましたが、ここでも苦労しそうです。
鯖の群れ
ここのところ、魚探に明確な反応が出ることは皆無。
しかし今回は久しぶりに、水深80mラインの50m付近に賑やかな反応が出てきました。
何やら群れがいるようです。
アマダイ仕掛けをその棚に持っていくと、ドスンとヒットしたのは、40センチの痩せた鯖。
針を外す間に魚探の反応が消え、それ以降反応が出ませんでした。
気を取り直してアマダイ狙いを再開するも、うねりが高いので仕掛けが海底付近で大きく上下動しているようで、餌すら取られません。
タイラバを開始
アマダイ狙いに見切りをつけ、タイラバに移行します。
浅い海域にはサバフグが多いだろうから、50mより深場で良さそうな地形を見つけて…という当初のプランとは裏腹に、良い地形が一向に見つからず、40m位の海域から調査を開始。
流していくと徐々に浅い海域に入っていき、予想通りサバフグの猛攻に見舞われます。
サバフグに混じってショゴやイナダが釣れることもあるので粘っていると、一度だけサバフグとは思えない強烈な引きの何かがヒットするも、フックアウト。
その後はリーダーを切られタイラバヘッドを含めてロストするなど、厳しい結果に💧
サバフグに鱗があるのか不明ですが、初陣からきちんと仕事をしたということで、良しとします。
このポイントは難しい
このポイントは家からの距離や沖のポイントまでの距離、東西からのうねりを拾いやすく風が吹き抜けやすい地形…等、冬のSUPフィッシングには厳しいかも。
管理人お気に入りのSUPフィッシング用品
SUP
最初の一本には、AquaMarina(アクアマリーナ) DRIFTをお勧め。
「SUP」や「SUPの上で釣りをする」ことに慣れるには、安定性が高いSUPをお勧めします。
ステップアップには、WOWSEA Flyfish F2をお勧めします。
運動能力や体力に自信がある方は、最初からこちらを使っても良いと思います。
アクアマリーナDRIFTより劣るものの十分な安定性があり、幅が広すぎない分漕ぎやすいです。
もっと速く漕いでみたいあなたには、WOWSEA Traveller W1をお勧めします。
漕ぎ手次第でより早く漕げるようです。
パドル
適切なブレード形状を有するパドルの中でも、非常にリーズナブルなairSUP アルミ・3ピース・パドルをお勧めします。
SUPに付属するパドルに満足できない場合、選択肢の多くはSUP本体に迫るようなお高いもの。
こちらは安価ですが使い心地が良く、満足できます。
フラッグ関連
SUPフィッシング中に自らの存在を周囲にアピールして事故を未然に防ぐには、フラッグを高く掲げたいところ。
ワタクシはお安い釣竿【オルルド釣具】 コンパクト延べ竿「ノベルドA」2.4mを旗竿に流用してます。
SUPに増設したロッドホルダーKOZEEY360度 調整可能 カヤック 漁船 レール側 マウント ロッド ホルダーに、フラッグを掲げています。
旗も高品質なものTOMAC 紐付色旗 ポリエステル IHP-03-05 赤 35×45㎝が格安で入手可能です。
魚探関連
釣果向上とともに、自らの移動速度や流されている速度と向きをリアルタイムに把握することができるGPS魚探は、SUPフィッシングをより安全に楽しむうえでもお勧めです。
ワタクシは、Garmin (ガーミン) ストライカー プラス 4を使っています。
海底の様子を等深線図として記録でき、位置の登録をすれば、自分だけのMapを作ることができます。
もちろんGPS付きなので、速度や方向もリアルタイムに把握できます。
魚探は12v駆動ですが、小型軽量化のためモバイルバッテリーで稼働させたかったので、WITRN PDC003 USB-C PD トリガーケーブル 電源ケーブル DCプラグ 5.5mm/2.5 2.1mm 12V を用いて、モバイルバッテリーから12v出力をさせています。
このケーブルは、12v出力が可能なUSB-PD対応のモバイルバッテリーと組み合わせるものです。
魚探付属のケーブルとトリガーケーブルの接続には、KAUMO DC電源コネクタ 外径5.5mm 内径2.1mm を用いました。
魚探の電源関連一式は、サンコー ハンディボックスMT(セット) 青 に収めています。
大きさ的にモバイルバッテリーと電源コードを収めるには丁度良いですが、防水ではないので、ジップロックそっくりな袋を使って電源回りの防水をしてます。
魚探本体はこの箱の上に固定しています。
ランディングネット・フィッシュグリップ
軽く、取り回ししやすい、クロスファクター(CROSS FACTOR) ランディングネット ランガンラバーネット AFV002 をお勧めします。
60センチの真鯛がちょうど収まる大きさです。
ブリクラスや大型のタチウオ、サワラなどを狙う場合、プロックス(PROX) ラバーランディングネット19型 をお勧めします。
フィッシュグリップは、1091(イレグイ) フィッシュグリップ をお勧めします。
操作が軽くてしっかりしており、ホールド感もばっちり。
それでいて安価なのに、全然錆びずに調子よいです。
ロッド
100gくらいまでのジグをゆったり目に動かしたり、タイラバをする際には、ジギンガーZ 1.5mスピニング/ベイト兼用 をお勧めします。
1.5mという短さと絶妙なリール位置が効いてジグのしゃくりが異様に軽く、特に太刀魚ジギングでは、疲れに大きな差が出るので手放せない1本になってます。
スピニングリールを用いて150g程度までのジギングには、メジャークラフト New ソルパラ ライトジギング SPXJ-S64M/LJ をお勧めします。
77cmの真鯛がヒットした時もロッドのパワーが勝り、安心してやり取りができました。
軽めのルアーは気持ちよくキャストできますし、60g程度のジギングも気持ちよくこなせるロッドです。当然こちらも安価です。84cmのブリも何とかキャッチできました。
SUPでアマダイ釣りをするなら、PRO MARINE バトルスティック攻タコ150 をお勧めします。
このロッドはタコエギと錘をリズミカルにしゃくれるパワーと先調子を備えているので、水深100mで50号の錘で海底をトントン叩くのは朝飯前ですし、当たりもしっかりと取れます。一般的なアマダイ仕掛けではハリスが長くてSUPの上では扱いが難しいですが、短ハリス仕掛けにすると、このロッドとの相性もよく、SUP上でもアマダイ釣りが捗ります。
お手軽にタイラバにチャレンジしたい方には PRO MARINE PGワンダーショット20-150 をお勧めします。https://amzn.to/3xvnJ4p
送料込みで4000円しなかったこのロッドは、グラスのワンピースロッドです。
ワンピースとはいえ全長150cmですので、スピニングのジギングロッドと同じくらいの仕舞い寸法です。
タイラバでは水深80m位まで、100g位までのヘッドが使い心地が良いですが、水深100mエリアで120gのタイラバを使ってもしっかり釣果が上がります。
竿尻からリールフットまでの距離がスピニングのSLJロッドと同程度、ジギンガーZより10cm位短かく重いジグをしゃくるのは苦手な感じですが、タイラバをするにはちょうど良いと感じます。
リール
スピニングリール
ドラグ性能が秀逸なPENNのリールをお勧めします。
特にSlammerシリーズは、頑強なフルメタルボディと、IPX6の高い防水性能を誇り、過酷なSUPフィッシングでも安心です。
Slammer 4 4500 は、ライトジギングロッドとの組み合わせで青物とのファイトも不安がありません。
また、 Slammer 4 DX 3500はライトな釣りから青物まで幅広く対応。ステンレスギアに変更して耐久性をさらに高めてあるので、ガンガン使えます。
以前は2500番のリールも使っていましたが、巻取り量やパワーが若干足りないと感じたので、SUPフィッシングには3~4000番のリールが丁度良いと思います。
両軸リール
左ハンドル、ドラグ作動時のクリック音、フォール中も追随するレベルワインダー、PE1号を400m巻けるラインキャパシティ。
これらを実売1万円程度で入手できる、テイルウォーク タイゲーム ワイド VTN 64BL をお勧めします。
元々ディープタイラバ用に発売されているリールなので、タイラバはお手のもの。
もちろんジギングに使用しても、問題ありません。
私は40号の錘を使ったアマダイ釣りにも活用してます。
非常に使い勝手が良く気に入っており、活用範囲を広げていくつもりです。
PEライン
PEラインはエックスブレイド(X-Braid) スーパー ジグマン X8 300m 1号/20lb にしてからライントラブルが激減しました。しかもかなり長持ちします。
価格も高すぎず、コスパはかなり優秀です。
お勧めです。
太刀魚ジグ
太刀魚には 鏡牙ジグばかり使っていて、他のジグは出番がありません。
この手のジグの中では安価な方なので、各色揃えるにも便利なラインナップです。アシストフック
アシストフックは自作しています。
アシストライン
アシストフック
- タチウオジグにはLサイズ、TGベイトやダイソージグなどにはMサイズを使用中ですが、Lサイズに統一するかも。
- シーブレイド10号との組み合わせでは、アシストラインが絡むこともなく、快適です。
- タイラバ用には、チヌ針5号を使用
- シーブレード8号との組み合わせで、快適に使用できます。
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