156回目のSUP、148回目のSUPフィッシング、2024年の第41回目となる今回は、久し振りとなる東京湾で、真鯛や太刀魚、サワラ、アオリイカなどが釣れたらいいな、という事で行ってきました。
SUPフィッシングをする際はご注意を
- 茅ヶ崎の海で遊ぶ際は最低限このルールを守るようにしましょう。
- ルールに記載がなくても周りの方々の迷惑になる行為は避けましょう。
- ルールは常に最新版を確認するようにしましょう。
- 他の地域にも同様のルールがあると思いますので、事前に最新版を確認してルールを逸脱しないようにしましょう。
- 海上保安庁 海の事故対策へのリンク
- 水産庁 遊漁・海面利用の基本的ルールへのリンク
- 【衝撃データ】SUPの事故急増 へのリンク
小型船舶のルールもご参考まで
他の船舶などとすれ違うときの基本的なルールなどが分かりやすく書いてあるので、理解しておきましょう。
久し振りに東京湾でSUPフィッシングできそうな予報
最後に東京湾でSUPフィッシングをしたのは、夏の終わりでしょうか。
それ以降風が強い日が続き、西湘方面に行く機会が増えました。
そんな中、久し振りに東京湾、それも地形変化が豊富で急流で有名なあの場所でも出られそうな予報に小躍り。
今季一番の冷え込みに備え、セミドライウェットスーツ、上下メリノウールのインナー、防風防寒ジャケット、グローブ&ブーツで出撃しました。
タックル
メイン:このタックルでタイラバに専念します
ロッド:プロマリン ワンダーショット 20−150
リール:シマノ グラップラープレミアム
ライン:シーガー X8 1号 / 20lb
リーダー:5号 / 20lb
サブ:ブレードジグ、タチウオジギング、ティップランエギング
ロッド:ジギンガーZ 150
リール:Penn Slammer 4 DX 3500
ライン:よつあみ X-Braid スーパージグマン X8 1号 / 20lb
リーダー:1号 / 20lb
まずはポイント探しから
以前タチウオ狙いで何度か来たことがあります。
魚探に蓄積した地形データと睨めっこし、おおよそのポイントを絞り込みました。
東京湾は漕ぎにくい💦
東京湾は四方八方から引き波が頻繁にやってきますし、波が岸にぶつかり跳ね返るバックウォッシュも加わって、とにかく漕ぎ辛い。
途中魚探に反応が出ていればサブタックルでメタルマルを投下しますが、誰も喰ってきません。
メタルマル調査であちこち流しつつ、目的のタイラバポイント周辺に到着するも、このエリアの地形は不明な場所も多く、今回は風の都合もあり、予定より奥の方から流すことにしました。
タイラバポイントと言いつつ、釣れるのか全くの未知数。
地形変化と流される方向がベストマッチ😃
水温は15度程度と、湘南や西湘と比べ5度前後低いので、防寒が甘いと辛い目に遭いそうです。
今回はフルオーダーのウェットスーツを着ているので殆ど浸水せず、メリノウールのアンダーも良い感じなので、寒さを感じませんでした。
いざ流してみると、元々狙っていた起伏を良い感じに流れてくれます。
急傾斜地帯は根掛かりにやや神経を使いますが、地形に沿って流れるのは好都合ですし、魚探には生体反応も豊富。
しかし、良さ気なところを通しても外道を含めて喰い付く気配すらありません。
狙っていたエリアを抜けそうになる頃には流れも緩やかになり、流し直そうと考えたその時、待望の前当たり!
巻く速度を落としつつ更に巻いていると本当たり!
真鯛らしい真下に叩くような引きに、グラップラーのドラグが大きな音を立てます。
上がってきたのは、本命の真鯛でした。
前回のサバフグには鱗があるのかよく分からんので、18グラップラープレミアムの鱗付けはこの真鯛という事にしましょう😁
太刀魚は気配なし
11時ごろに風が強まる予報なので、タイラバで調査したいポイントは多く残しつつも、太刀魚狙いに切り替えます。
サブタックルのメタルマルを太刀魚用のメタルジグに交換。
太刀魚実績ポイントは魚探には全く気配が映らず、ジグを落としても何も反応が無く、遊漁船も頻繁に現れてはすぐに立ち去ります。
これでは奇跡の1匹も望めそうもないですし、風が徐々に強まったので、浅場でティップランエギングしながら風に吹かれて戻ることにしました。
タチウオジギングする竿でティップランエギング
太刀魚用のメタルジグ(100g)を21gのティップラン用のエギに交換。
ティップランエギングは鱒レンジャーでやっていますが、今回ジギンガーZを使ったところティップが柔らかくて使いやすい。
カーポンのフルソリッドなのでグラスのフルソリッドの鱒レンジャーよりも反発感が強く、ジギンガーZの方が断然キャストしやすいです。
ティップランエギングの使い勝手が同等でも、その他の釣りでも多彩に使えるジギンガーZの方が、SUPフィッシングに向いてます。
話が逸れましたが、ティップランエギングで何の反応も得られず、あっという間に出撃場所まで流され納竿としました。
動画
今回も動画はありません。
GoProの電源を入れたものの、撮影ボタンを押し忘れたようで、録画データが有りませんでした😭
管理人お気に入りのSUPフィッシング用品
SUP
最初の一本には、AquaMarina(アクアマリーナ) DRIFTをお勧め。
「SUP」や「SUPの上で釣りをする」ことに慣れるには、安定性が高いSUPをお勧めします。
ステップアップには、WOWSEA Flyfish F2をお勧めします。
運動能力や体力に自信がある方は、最初からこちらを使っても良いと思います。
アクアマリーナDRIFTより劣るものの十分な安定性があり、幅が広すぎない分漕ぎやすいです。
もっと速く漕いでみたいあなたには、WOWSEA Traveller W1をお勧めします。
漕ぎ手次第でより早く漕げるようです。
パドル
適切なブレード形状を有するパドルの中でも、非常にリーズナブルなairSUP アルミ・3ピース・パドルをお勧めします。
SUPに付属するパドルに満足できない場合、選択肢の多くはSUP本体に迫るようなお高いもの。
こちらは安価ですが使い心地が良く、満足できます。
フラッグ関連
SUPフィッシング中に自らの存在を周囲にアピールして事故を未然に防ぐには、フラッグを高く掲げたいところ。
ワタクシはお安い釣竿【オルルド釣具】 コンパクト延べ竿「ノベルドA」2.4mを旗竿に流用してます。
SUPに増設したロッドホルダーKOZEEY360度 調整可能 カヤック 漁船 レール側 マウント ロッド ホルダーに、フラッグを掲げています。
旗も高品質なものTOMAC 紐付色旗 ポリエステル IHP-03-05 赤 35×45㎝が格安で入手可能です。
魚探関連
釣果向上とともに、自らの移動速度や流されている速度と向きをリアルタイムに把握することができるGPS魚探は、SUPフィッシングをより安全に楽しむうえでもお勧めです。
ワタクシは、Garmin (ガーミン) ストライカー プラス 4を使っています。
海底の様子を等深線図として記録でき、位置の登録をすれば、自分だけのMapを作ることができます。
もちろんGPS付きなので、速度や方向もリアルタイムに把握できます。
魚探は12v駆動ですが、小型軽量化のためモバイルバッテリーで稼働させたかったので、WITRN PDC003 USB-C PD トリガーケーブル 電源ケーブル DCプラグ 5.5mm/2.5 2.1mm 12V を用いて、モバイルバッテリーから12v出力をさせています。
このケーブルは、12v出力が可能なUSB-PD対応のモバイルバッテリーと組み合わせるものです。
魚探付属のケーブルとトリガーケーブルの接続には、KAUMO DC電源コネクタ 外径5.5mm 内径2.1mm を用いました。
魚探の電源関連一式は、サンコー ハンディボックスMT(セット) 青 に収めています。
大きさ的にモバイルバッテリーと電源コードを収めるには丁度良いですが、防水ではないので、ジップロックそっくりな袋を使って電源回りの防水をしてます。
魚探本体はこの箱の上に固定しています。
ランディングネット・フィッシュグリップ
軽く、取り回ししやすい、クロスファクター(CROSS FACTOR) ランディングネット ランガンラバーネット AFV002 をお勧めします。
60センチの真鯛がちょうど収まる大きさです。
ブリクラスや大型のタチウオ、サワラなどを狙う場合、プロックス(PROX) ラバーランディングネット19型 をお勧めします。
フィッシュグリップは、1091(イレグイ) フィッシュグリップ をお勧めします。
操作が軽くてしっかりしており、ホールド感もばっちり。
それでいて安価なのに、全然錆びずに調子よいです。
ロッド
100gくらいまでのジグをゆったり目に動かしたり、タイラバをする際には、ジギンガーZ 1.5mスピニング/ベイト兼用 をお勧めします。
1.5mという短さと絶妙なリール位置が効いてジグのしゃくりが異様に軽く、特に太刀魚ジギングでは、疲れに大きな差が出るので手放せない1本になってます。
スピニングリールを用いて150g程度までのジギングには、メジャークラフト New ソルパラ ライトジギング SPXJ-S64M/LJ をお勧めします。
77cmの真鯛がヒットした時もロッドのパワーが勝り、安心してやり取りができました。
軽めのルアーは気持ちよくキャストできますし、60g程度のジギングも気持ちよくこなせるロッドです。当然こちらも安価です。84cmのブリも何とかキャッチできました。
SUPでアマダイ釣りをするなら、PRO MARINE バトルスティック攻タコ150 をお勧めします。
このロッドはタコエギと錘をリズミカルにしゃくれるパワーと先調子を備えているので、水深100mで50号の錘で海底をトントン叩くのは朝飯前ですし、当たりもしっかりと取れます。一般的なアマダイ仕掛けではハリスが長くてSUPの上では扱いが難しいですが、短ハリス仕掛けにすると、このロッドとの相性もよく、SUP上でもアマダイ釣りが捗ります。
お手軽にタイラバにチャレンジしたい方には PRO MARINE PGワンダーショット20-150 をお勧めします。https://amzn.to/3xvnJ4p
送料込みで4000円しなかったこのロッドは、グラスのワンピースロッドです。
ワンピースとはいえ全長150cmですので、スピニングのジギングロッドと同じくらいの仕舞い寸法です。
タイラバでは水深80m位まで、100g位までのヘッドが使い心地が良いですが、水深100mエリアで120gのタイラバを使ってもしっかり釣果が上がります。
竿尻からリールフットまでの距離がスピニングのSLJロッドと同程度、ジギンガーZより10cm位短かく重いジグをしゃくるのは苦手な感じですが、タイラバをするにはちょうど良いと感じます。
リール
スピニングリール
ドラグ性能が秀逸なPENNのリールをお勧めします。
特にSlammerシリーズは、頑強なフルメタルボディと、IPX6の高い防水性能を誇り、過酷なSUPフィッシングでも安心です。
Slammer 4 4500 は、ライトジギングロッドとの組み合わせで青物とのファイトも不安がありません。
また、 Slammer 4 DX 3500はライトな釣りから青物まで幅広く対応。ステンレスギアに変更して耐久性をさらに高めてあるので、ガンガン使えます。
以前は2500番のリールも使っていましたが、巻取り量やパワーが若干足りないと感じたので、SUPフィッシングには3~4000番のリールが丁度良いと思います。
両軸リール
左ハンドル、ドラグ作動時のクリック音、フォール中も追随するレベルワインダー、PE1号を400m巻けるラインキャパシティ。
これらを実売1万円程度で入手できる、テイルウォーク タイゲーム ワイド VTN 64BL をお勧めします。
元々ディープタイラバ用に発売されているリールなので、タイラバはお手のもの。
もちろんジギングに使用しても、問題ありません。
私は40号の錘を使ったアマダイ釣りにも活用してます。
非常に使い勝手が良く気に入っており、活用範囲を広げていくつもりです。
PEライン
PEラインはエックスブレイド(X-Braid) スーパー ジグマン X8 300m 1号/20lb にしてからライントラブルが激減しました。しかもかなり長持ちします。
価格も高すぎず、コスパはかなり優秀です。
お勧めです。
太刀魚ジグ
太刀魚には 鏡牙ジグばかり使っていて、他のジグは出番がありません。
この手のジグの中では安価な方なので、各色揃えるにも便利なラインナップです。アシストフック
アシストフックは自作しています。
アシストライン
アシストフック
- タチウオジグにはLサイズ、TGベイトやダイソージグなどにはMサイズを使用中ですが、Lサイズに統一するかも。
- シーブレイド10号との組み合わせでは、アシストラインが絡むこともなく、快適です。
- タイラバ用には、チヌ針5号を使用
- シーブレード8号との組み合わせで、快適に使用できます。
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